アレルギー疾患として真っ先に思い浮かぶのは、花粉症ではないでしょうか。花粉症として鼻炎の症状がでるとアレルギー性鼻炎、目の症状がでるとアレルギー性結膜炎という診断名になります。
アレルギーは、その原因によってⅠ~Ⅴ型(5つの型)に分類されます。日常でよく遭遇するアレルギー疾患の多くがⅠ型アレルギーで、即時型アレルギーと呼ばれています。前述のアレルギー性鼻炎・結膜炎、アトピー性皮膚炎、じんま疹、気管支喘息、食物アレルギーなどもⅠ型アレルギーに含まれます。その名のとおりアレルゲンに暴露されると即時に(15~30分程度)アレルギー症状が出現します。
治療の原則は、アレルゲンの暴露を避けることです。しかしそれが困難な場合も多く、治療が長期(一生涯)にわたることも珍しくありません。アレルギー症状を予防し症状を軽減する治療の代表的な内服薬は、抗アレルギー薬(抗ヒスタミン薬)とステロイド薬です。各々に副作用があるため、これらの選択には慎重な判断が必要です。また、気管支喘息には吸入薬、アレルギー性皮膚疾患には塗布薬など、副作用を軽減してしっかりと予防・治療に寄与する治療法もたくさんあります。
これらアレルギー疾患の治療でお困りの際は、是非松﨑医院にご相談ください。
※現在当院ではアレルギー検査として、血液検査の実施が可能です。アレルギー疾患が疑われる症状がある患者様には保険診療として実施可能です。なお、パッチテスト、プリックテストは実施しておりません。