内科、循環器科、皮膚科(アレルギー科)、小児科
医療法人社団 松仙会 松﨑医院
新潟県新潟市西蒲区河間544

TEL:025-375-3013

クリニック案内

アクセス

  • バス
    新潟交通バス 
    河間停留所より徒歩3分

医院名
医療法人社団 松仙会
松﨑医院

院長
松﨑 真和
住所
〒950-1342
新潟県新潟市西蒲区河間544
診療科目
内科・循環器科・皮膚科(アレルギー科)・小児科
電話番号
025-375-3013

BLOG

2024.4.25 体重管理

  毎日の体重測定を習慣にして記録をつけましょう。

2024.4.12 フリーマガジンHIROBA

 TENY医療の広場、地域密着!新潟の医療情報をお届けするフリーマガジン「ひろば」、2024年上号に院長の記事が掲載されました。

 特集Ⅰ 息が切れる、だるい、疲れやすい 心不全 予防と早期介入 についてのお話です。
 ぜひお手に取って見てください。

2024.4.4 待合室

 待合室の内装が少し変わりました。
 小上がりの畳から長椅子になりました。

2024.3.29 花粉症

 クリニックや病院での花粉症の治療法はいくつかありますが、当院で行っているのは薬物療法になります。症状に対して有効な薬の処方をおこないます。

  抗ヒスタミン薬  アレルギーが起こるときに体の中の細胞から放出される神経伝達物質のひとつ「ヒスタミン」とヒスタミンがアレルギー症状を起こすために結合する「H1受容体」との結合を抑える薬です。鼻水やくしゃみ、かゆみなどの症状を改善し比較的早く効果を発揮します。眠気が現れる場合があります。

 抗ロイコトリエン薬 気管支を収縮させ気道を狭くしたり、鼻粘膜の炎症や鼻づまりを引き起こす「ロイコトリエン」の働きを阻害する薬です。鼻づまりに有効で抗ヒスタミン薬と併せて使用さることが多いです。喘息の息苦しさや咳を改善し、咳の発作を予防します。

 ステロイド点鼻薬 現在の点鼻薬の主流です。即効性はありませんが3~5日ほど使用すると効果が出始めます。比較的長期間使用でき副作用も少ないです。市販薬に多い即効性の血管収縮点鼻薬は効果をすぐに実感できますが長期間の使用はできません。

 抗ヒスタミン点鼻液 ステロイド点鼻薬と異なり即効性はありますが、内服薬と同じく眠気が生じる可能性があります。

 抗アレルギー点眼液 かゆみなどを抑える作用がありアレルギー症状が出始める前から使用すると効果的です。

 ステロイド点眼液 抗アレルギー点眼液でも症状が治まらない、角膜に傷が出来ている等の強い症状が出ている場合に使用します。

2024.3.22 はしか

 麻しん(はしか)は、麻しんウイルスによって起こる急性の全身感染症です。主に接触感染、飛沫感染、空気感染でヒトからヒトに感染し、感染力は非常に強いと言われています。免疫を持っていない人はほぼ100%感染します。一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。
 感染すると約10~12日後に発熱や咳などの風邪症状が現れ2、3日熱が続いた後39℃以上の高熱と発疹が現れます。肺炎、中耳炎を合併しやすく、脳炎を発症する割合、死亡する割合は患者1000人に1人と言われています。特別な治療法はなく、症状を軽くする治療を行います。

 予防するためには予防接種を受けて下さい。予防効果を確実にするためには2回の接種が必要です。空気感染するため、マスク、手洗いだけでは予防できません。予防接種をすることで95%程の人が免疫を獲得でき、1回の接種で免疫がつかなかった人の多くに2回の接種で免疫をつけることが出来ます。

 麻しん(はしか)にかかったことがない、予防接種をしたか覚えていない方、免疫があるか確認する抗体価検査をご検討ください。当院では抗体価の確認後に予防接種を行っております。

 抗体価検査 \4,257
 MR(麻しん風しん)ワクチン ¥9,622 (麻しん単独ワクチンは取り扱っておりません)

2024.3.7 家庭血圧

 家庭で血圧を測る場合、いろいろなタイプの血圧計が売っていますが、上腕に巻いて測るタイプの購入をお勧めします。手首や指の血圧計は簡単に測定できますが、上腕に巻くタイプが一番精度が良いとされているからです。

 血圧は常に一定ではなく変化しています。測り直す度に数値も違います。病院で診察する時、病院での測定値よりも家庭での測定値の方が信頼されます。診断・治療の重要な情報となるので家で血圧を測る習慣をつけましょう。
 家で測るタイミングは朝晩の2回です。
 朝は起床後1時間以内に、排尿後、朝食前、服薬前に座った姿勢で行って下さい。
 晩は就寝前、入浴後、食事後、後は寝るだけの時に座った姿勢で行って下さい。
 なるべく決まった時間、決まっている条件下で行いましょう。

2024.2.29 高血圧②

 高血圧は、原因のはっきりしない「本態性高血圧」と原因を特定できる「二次性高血圧」に分けられます。
 日本人の約90%は本態性高血圧といわれていて、食生活、ストレス、過労、肥満、遺伝などいくつかの要素が複雑に絡み合っているのではないかと考えられています。なので生活習慣の改善が根本的な血圧の改善につながります。1日6g未満の塩分制限、バランスの良い食事、禁煙、飲酒制限、適度な運動などを心がけると良いでしょう。生活習慣の改善や薬物療法などによって血圧を下げ、コントロールすることが基本的な治療方針です。

 二次性高血圧はホルモン異常や心臓病、腎臓病など特定の病気によっておきます。原因となる疾患を知要することで血圧は下がります。なので二次性高血圧は原因となっている疾患の治療をメインとして血圧を下げます。二次性高血圧の場合、降圧剤などの薬を使っても効果がない場合があります。若いときに発症した高血圧、急速に進行した高血圧、電解質異常を伴う高血圧、治療抵抗性の高血圧などは二次性高血圧の可能性が高くなります。

2024.2.16 新潟市内のインフルエンザ感染症発生情報

 令和6年第6週(2月5日~2月11日)の新潟市は1医療機関当たり13.75で前週の11.79から増加しており注意報発令基準値を超えています。またB型インフルエンザもA型インフルエンザと同等数程度検出されています。

 咽頭結膜熱(プール熱)もまだ警報発令中です。

 予防接種や手洗いうがい、換気など感染対策を行いましょう。感染したら、安静にして十分な休養、睡眠をとりましょう。

2024.2.9 高血圧①

 血圧とは、心臓から血液が全身に送り出されるとき血管の壁にかかる圧力のことです。

 上の血圧(最高血圧、収縮期血圧)…心臓が縮んで、血圧を送り出した時の圧力
 下の血圧(最低血圧、拡張期血圧)…心臓がゆるんで血液が心臓に戻ってくる時の圧力

 上の血圧と下の血圧の差は40~60が正常値です。この差が大きいほど動脈硬化が進んでいるかもしれません。
 高血圧の病院での判定基準値は140/90以上です。家庭血圧の基準値は135/85以上です。
 病院では見つかりにくい高血圧もある為、家庭でも血圧測定をしましょう。家庭用血圧計(上腕で測るタイプ)で朝と夜の決まった時間に測定し、記録を付けておくと良いです。

2024.1.1 あけましておめでとうございます。

旧年中は松﨑医院とおつきあいいただきありがとうございました。

昨年は電子マネー導入に至らず、多くの患者様にご不便をおかけし申し訳ございませんでした。本年は導入に向けて準備しておりますのでご期待ください。

本年は現在までの診療体制は維持しつつも、循環器診療に力を入れていきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。


2024年元日 松﨑医院 院長 松﨑真和

2023.12.29 よいお年を

 本日12時30分で年内の診療を終了いたします。

 今年も一年ホームページをご覧いただきありがとうございました。
 来年もよろしくお願いいたします。
 健康に気をつけてよいお年をお迎えください。

2023.12.21 当院が紹介されました

 ̪恩賜財団済生会済生会新潟病院様の広報誌なでしこCheers!12月号の登録医訪問欄で当院が紹介されました。

 以下全文です。

 2022年5月より松﨑医院3代目院長を拝命いたしました松崎真和です。私は医師になってからの約20年間、東京の大学病院で臨床と研究に携わってきました。専門は循環器疾患です。
 当院は西蒲区の南東、中之口地区にあります。
 当院は70年にわたり、この地域に密着し、予防医学、内科・小児科診療、在宅医療などに携わってまいりました。
 私の夢は、包括的心臓リハビリテーションをこの地域に根付かせることです。患者さんには食事・運動・内服療法をしっかり実践して、健康寿命を延長してもらいたいと考えています。そのために患者さんと私たち医療スタッフがいっしょに同じ未来を向いて歩む関係を築いていければと考えております。近隣医療機関との病診連携や診診連携を強化し、地域の医療ニーズに応えられるように頑張って参りたいと思います。

2023.10.27 インフルエンザ予防接種の前に

 インフルエンザの予防接種は義務ではなく、希望者にお受けいただくものです。

 予防接種を受けることを勧められる方は①65才以上の高齢者、②基礎疾患のある方(かかりつけ医とよく相談して下さい)・呼吸器の病気・心臓の病気・腎臓の病気・免疫力が低下している方等です。
 予防接種を受けることができない方は①明らかに発熱(37.5℃以上)している方、②重篤な急性疾患にかかっている方、③過去にインフルエンザワクチンの成分でアナフィラキシーを起こしたことがある方、④その他、医師が予防接種を受けることが出来ないと判断した方です。

 予防接種を受けた後30分間は、急な副反応が起きることがあるので病院にいるなどして様子を観察しアレルギー反応などがあればすぐに医師と連絡を取ってください。副反応の多くは24時間以内に出るので、特にこの期間は体調に注意しましょう。
 接種当日の入浴は差し支えありません。注射したところを強くこすらないように注意して下さい。
 接種当日は激しい運動や大量の飲酒は避けましょう。

 予防接種の副反応は通常2~3日で治るものとして、注射のあとが赤くなる・腫れる・痛くなる、発熱、頭痛、寒気、だるいなどがあります。まれな副反応はショック状態、じんましん、呼吸困難などがあります。
 高熱やけいれん、繰り返しの嘔吐や全身のじんましんなどがみられたらすぐに医師の診察を受けて下さい。(予防接種により重篤な健康被害が出た場合、予防接種健康被害救済制度があります)

2023.9.29 インフルエンザワクチン

 インフルエンザは38℃以上の発熱や頭痛、関節痛、全身倦怠感などの症状が現れ一般的な風邪よりも重くなりやすい病気です。

 インフルエンザワクチンは感染後に発症する可能性を低減させる効果と、発症した場合の重症化防止に有効とされています。この感染後に発症する可能性を低減させる効果は麻疹風疹ワクチンのような高い発症予防効果は期待できませんが一定程度は認められています。インフルエンザワクチンの最も大きな効果は発症した場合の重症化予防のほうです。
 発病後、多くの人が一週間程で回復しますが中には肺炎や脳症等の重い合併症が現れ入院治療を必要とする方などがいます。これが重症化です。インフルエンザワクチンは65才以上の高齢者福祉施設に入所している方については34~55%の発病を予防し、82%の死亡を阻止する効果があったとされています。また6才未満の小児を対象とした2015/16シーズンの研究では発病防止に対するインフルエンザの有効率は60%と報告されています。インフルエンザワクチンを接種したからといってインフルエンザに絶対にかからないというわけではありませんが、発病を予防する、発病後の重症化や死亡を予防することに関しては一定の効果があります。

 インフルエンザの流行期12月~3月に合わせて12月中旬までにワクチン接種を終えていることが望ましいでしょう。ワクチンが十分な効果を維持する期間は接種後、約2週間後から約5か月とされています。新潟県は第36週(9/4~9/10)と第37週(9/11~9/17)の2週連続ですでに流行入りの目安を超えました。


参照;平成11年度 厚生労働科学研究費補助金 新興・再興感染症研究事業「インフルエンザワクチンの効果に関する研究(主任研究者:神谷齊(国立療養所三重病院))」
   平成28年度 厚生労働行政推進調査事業費補助金(新興・再興感染症及び予防接種政策推進研究事業
   「ワクチンの有効性・安全性評価と
VPDvaccine preventable diseases)対策への適 用に関する分析疫学研究(研究代表者:廣田良夫(保健医療経営大学))」

2023.9.1 動悸・息切れ

動悸や息切れは日常のストレスや疲れなどによって健康でも一時的に発症する可能性がありますが、その時は休息やリフレッシュの時間をとることで改善されることが多いです。ですが、循環器や呼吸器の疾患によって起こっている時もあるので注意が必要です。

 動悸…心臓の拍動を普段より強く感じたり速く感じたりする症状です。脈拍が普通であってもいつもと違うだけで動悸と表現されるのでどのような動悸かが大切です。一分間に60~70回程度、規則的に収縮している心臓のリズムが崩れることを不整脈と言います。一分間の脈拍が50回以下になることを徐脈と呼び、逆に100回以上になることを頻脈と呼びます。運動や発熱、興奮などで脈拍が速くなることは病的なものと区別され生理的頻脈と呼びます。脈が一瞬飛ぶ、一瞬乱れるなどすぐに治る場合はあまり心配がいらない事がほとんどです。

 息切れ…ゼーゼーと息が切れて苦しさを感じる状態です。運動をして息が切れ、しばらく休んだら元通りになるのは問題ありませんが安静にしていても息が苦しかったり、いつもしている運動でも症状が現れる場合は何らかの病気の可能性があります。息切れの原因疾患として考えられるのが肺炎や慢性閉塞性肺疾患(COPD)、自然気胸などです。

 動悸や息切れがあるときに下記ような症状を伴う場合は早めに受診しましょう。
 ・胸が痛い ・咳や淡が止まらない ・呼吸がしにくい、苦しい  ・冷汗がでる ・めまい、ふらつき
 ・吐気・嘔吐 ・失神 ・「ヒューヒュー」「ゼーゼー」する

 早期発見、早期治療が大切です。重大な病気の兆候として、動悸、息切れが出る場合があるので見過ごさないようにしましょう。循環器内科を受診して下さい。

2023.7.21 子宮頸がんワクチン

 子宮頸がんは20~30代の方に急増しており、その発生にはヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が関わっているとされています。HPVワクチン接種による予防と20代からの子宮頸がん検診による早期発見・治療が大切です。
 当院でもHPVワクチン接種を行っております。新潟市が助成を行っており、定期接種対象者である小学6年生から高校1年生の女の子は無料で受けられます。また、キャッチアップ接種対象者として、積極的な推奨の差し控えにより接種機会を逃した高校2年生から平成9年生まれの女の子も特例措置として公費で接種できます。対象外の人も自費にはなりますが任意で接種可能です。

 これまでは2価ワクチンと4価ワクチンが公費の対象でしたが令和5年度から9価ワクチンも加わりました。
 
2価と4価のワクチンは、子宮頸がんを起こしやすいHPV16型と18型の感染を防ぐ効果があり、子宮頸がんの原因の50~70%を防ぐとされています。
 9価のワクチンは、さらに5種類のHPV(31・33・45・52・58型)の感染も防ぐため、子宮頸がんの原因の80~90%を防ぎます。
 9価ワクチンを使用して15才未満で初回接種した方は規定の感覚をあけることで2回接種で完了できます。15才以上である場合、2価ワクチンや4価ワクチンを使用する場合は3回接種します。
接種の効果や副反応などについて十分に理解した上で、接種をご検討ください。

 予防接種を希望される方は電話または窓口で予約の上、当日は母子手帳と保険証などの住所氏名生年月日のわかるもの、予診票を記入してお持ち下さい。また16才未満の方は保護者の同伴が必要です。

2023.1.13 駐車場

 当院の駐車場は11台です。
混んでいる時は駐車できない場合があります。ご了承ください。
積雪がある場合は駐車場内は消雪パイプを使用しております。
また、駐車場内での事故・盗難等のトラブルについては責任を負いかねます。